感じましょう、全てを。
- ながみね
- 2022年4月27日
- 読了時間: 2分

最近は、家庭用電気オーブンでパンを焼いています。
たまに、卓上ガスオーブンも使わせて頂きます。
初めて卓上ガスオーブンを使った時、パワーの強さに驚きました。
焼き色もいい。火通りもいい。
外側は、ばりっと。中はしっとり焼き上がります。
電気代も、だいぶ節約になると思います。
いいわぁ。
卓上ガスオーブンは、ファンの調節が出来ない事だけが問題です。
でも、それは工夫すれば、どうにかなりそうな気はしています。
わたしが自分のお店で使いたいのは、薪窯です。
目で見て、肌で感じて、温度を確かめていく様な。
自分の感覚だけが、頼りです。
今は、電気とガスのオーブンを使いながら
火の入り方、立ち上がり方、時間、温度、気温、湿度、発酵状態…
色んな事を感じて、考えて、工夫して、実践して、失敗して、修正して。
感覚や理解を深める時間の様な、気持ちでパンを焼いています。
いま、やってる事に無駄な事なんてひとつも無いなぁ、と思います。
毎日、ただ言われるままに何も考えずに流して仕事してるのとは全然違います。
意識の問題ですね。
修行中から、毎日こういう事を
本当に自分の頭で理解して、自分で考えた働き方が出来てる人が
いわゆるトップシェフになれる人なんでしょう。
遅ればせながら、あの時田中さんが言ってた事の本当の意味はこういう事だったのか!
と気が付けただけでもよかったです。
道は、繋がってる。
たまに思い出す、専門学校の時の友達からもらった、手紙の最後に書いてあった言葉。
『感じましょう、全てを!』
いい言葉だなぁ。
随分会ってないけど、元気かなぁ。
きっと彼女らしい、楽しい人生を歩んでるんだろうな。
ふたりとも歩くのが好きで、よく一緒に歩きました。
いつもノートとペンがバックに入っていて、彼女はよく道に座って絵を描いていました。
靴下が嫌いで、いつも素足にビルケンのサンダルを履いていて、いつだって日に焼けていました。
ポッケにはいつも、くちゃくちゃのセブンスターが入っていて、
山と、家族を、何より愛している人でした。
会わないけど、たまに思い出す。
元気かなぁ、何してるのかなぁ、って想像して心が温まる感覚。
それが友達。
会わなくたって、連絡とらなくたって、いいんです。
友達って、いいですね。
写真は、山に咲いていた山吹です。
夜窓を開けていて、朝起きたら花びらがだいぶ落ちてしまっていました。
儚い、山吹。
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