バスの中でポワンのパンを鼻に当てて、深呼吸。
- ながみね
- 2023年5月17日
- 読了時間: 3分

6年ぶりに、東京へ遊びに行ってました。
先週急に決まった一泊二日の弾丸旅行。
きのう、新宿から高速バスに乗って帰って来た。
そこへ向かう途中、東京駅で乗り換えた。
思っていたよりまだ時間がある。
そこで、
そうだ。せっかく東京駅に居るし、ポワンのパンを買おう。
と思った。
ポワン、って言うのは新丸ビルにある
『POINT ET LIGNE 』
と言う、ちょー有名パン屋。
わたしの師匠の師匠が、商品開発をされていた(されている?)パン屋です。
まず、折り込み生地がすんごい。
本当に、こんなに美味しい折り込み生地
他にありません。
丁寧にバターを折り込まれて、
きちんと温度管理された生地。
一体、どんな風に作業をしているんだろう。
酸化した香りなんて、する訳なくて
バター感も強すぎない。
何より食感。
ハラハラハラハラハラハラハララ〜。
引きがなく、口に入れた途端に崩れてく。
えぇ…?
何これ。
うまぁ…
パンを作るのには、技術はもちろん大切だけど
理論が大切なんだと突き付けられる。
バゲットなんてね、
本当に、本当に、いい香りがして
クラムはうるうるで
顔面を埋めたいパンて、コレかぁ。
と思いました。
東京って、やっぱりすげえや。
空気は汚いけど、美味しいものや沢山のエネルギーが溢れてる。
今度はもっとゆっくり、
美味しいものを食べ歩きして、勉強しに行こう。
一泊二日じゃ、会いたい人達に会いに行けないし、
散歩も、出来ない。
写真は、パン買った後、まだ時間があったんで新丸ビルのテラスで飲んだハイネケン。です。
都会の夕方のテラス席って、とても好きです。
ビジネスマンや、外国の人達で、めちゃくちゃ混んでいたので、諦めようかと思ったけど
でも、飲んだ。
気持ちいいなぁ。
そしたらのんびりしすぎて、バス時間ギリギリになった。っていうのはデフォです。
そして会津に着いたのは、夜中。
寒い。そして、まったく人が居ない。
居るのは、田んぼの蛙。
人の声や騒がしい宣伝は無いけど、
蛙の声で、田舎の夜はとても賑やかだ。
そして闇は、正しく闇。
真っ暗。
東京の夜の空は、赤みがかった灰色だ。
街はすっかり変わっていたけど
それは変わってなかった。
家に着いたら、星が若松よりもっとはっきりと迫ってくる。
ふぅ。
わたしは久しぶりに、空気を吸った。
わたしはこの6年間
何していたかなぁ。
あんなに美味しい、洗練された折り込み生地は、
みちでは作れない。
それはそれでいい。
東京でしか、作れないもの。
田舎でしか、作れないもの。
それぞれが、それぞれの
『美味しい』
を探って、見つめて、捏ねていけばいい。
大事なのは、『美味しい』を知ってる事。
大事なのは、『本物』を知ってる事。
お金を貯めて、また東京へ行こう。
と思いました。
久しぶりに沢山の人の波や
高〜いビルを見上げて、
わたしは目が回りました。
東京。
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