毎週土曜日は、お試しパン屋です。
- ながみね
- 2022年4月15日
- 読了時間: 2分

コロナになったら、バイトをクビになりました。
バイトとは別で、週に1日、Barの厨房を借して頂いてパンを焼いていたら陽性になってしまいました。
だから、バイト先の偉い人に、
そっちを辞めないなら、明日からもう来ないでくれと言われました。
わたしは、なんの迷いもなく、はい、じゃあこっち辞めます。と伝えた。
家に帰って、父親と母親に「バイト、クビになりました。」
と伝えると、母親にもBarの方を辞めろと言われた。
がっかりした。
わたしが、どんな気持ちで間借りさせてくれる場所を探したと思っているんだろう。
どんだけ必死に色んな人にお願いしたか、想像できないのかな。
自分のお店のオープンが、どんどんどんどん遅れていって、
仕事も辞めてしまったから収入も0で、焦るばっかりの毎日の中で
必死に、何かしなきゃ、どうにかしなきゃ、と毎日毎日考えて、
思いつく限り手当たり次第に、話だけでも聞いてください、とメールを送って。
でも、見ず知らずの奴に厨房を貸してくれる人なんて、普通居ません。
みんなに断られてそれで、ようやく見つけた場所を、
なんでそんなに簡単に辞めろなんて言えるんだろう。
ただでさえ、味覚がなくなってしまって、いつ戻ってくるんだろう、とか
せっかく場所を貸してくれる、って言ってくれている人たちのお話を断ってしまって、
本当に申し訳ない、やりたかったのに、悲しい。とか
バイト先や家族に迷惑をかけてしまって、大丈夫かな、とか
居場所がなくなっちゃうんじゃないかって、毎日思っていたのに。
悔しくてたまらなかった。
誰より不安で、誰より申し訳ない気持ちでいるって、わからないんだな。
安定の中で生きてきた人たちには、きっとこの気持ち、わからないんだろう。
わかってたまるか。
みんな気をつけていたし、誰が悪いってことじゃないです。
コロナになったら、完全にバイ菌扱いと共に、犯罪者扱いだ。
本当に、生きづらい世の中です。
『お願いだから、自分の幸せの尺度だけで物事言わないでよ。』
映画 永い言い訳 より。
永い言い訳、辛すぎて嗚咽しながら見た。
目がボッコーと腫れた。
ちゃんとできなくて、ごめん。
本当に、なかなかうまくいかないなぁ。
あれ?なんか憑いてますか?
写真は、翔陽戦残り5分を切って、限界を超えた三井寿です。
『来い。』です。
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