いのちの食べかた。
- ながみね
- 2022年1月18日
- 読了時間: 2分

映画を専門学生の時、ミニシアターとか名画座と呼ばれる様な 小さな映画館でよく映画を見ていました。
その時に見た、『いのちの食べかた』
世界の食を支えている農家さんや加工工場の仕事、
そこで働く人々の姿をただ、淡々と映しているだけの
ナレーションもインタビューも、音楽も無しのドキュメンタリー映画です。
当時、食に対して何の興味も無かったわたしですら、かなりの衝撃を受けました。
専門学校の卒業制作のテーマにするくらい衝撃的でした。
それを、14、5年ぶりに観てみました。
ベルトコンベアーに乗せられ、石っころみたいに投げられ運ばれて行くひよこ、
殺されるのを感じ、怯える牛の目、
すべて機械化された工場で機械に頭を固定され足を広げられ、おなかをひらかれ出てくる豚の内臓、
人口受精され増やされていく家畜、
頭の上から藁をまかれる牛、
コンテナに無造作に詰め込まれていくニワトリ。
小型の飛行機で農薬を散布されるひまわりや、
ガスマスクと防護服を付け農薬を撒かれるトマト。
もう、とても見てられない。
目を覆いたくなるし、涙が止まらない。
けど、知らなきゃいけない事だと思う。
自分達が食べているものが、どうやって作られているのか。
自分達は、命を食べているんだ。っていう事を強烈に突きつけられました。
この肉、硬ってぇ、なんてとても言えない。
きのうはお肉ちょっと食べ過ぎちゃったから、今日はデトックス〜。
なんて言えない。
そんな事言ってる人、自分が豚や牛だったら、殴りかかっちゃいます。
とにかく沢山作って、
…まぁ余れば捨てりゃいいんじゃない?
というのが今の世の中。
沢山作り過ぎれば、収穫せずそのまま畑で潰される。
少しでも形が悪ければ、スーパーには並べられない。
新しい商品が入って来れば、まだ売れるものでも入れ替えで古いものは廃棄される。
これは、なんなんだろう、何が原因なんだろう、資本主義が原因なの?
どんどん安くなる食べ物、どんどん長くなる労働時間、どんどん安くなる労働力。
難しい社会の仕組みはよくわからないけど、おかしな事になってんなぁ。
何でも高いものがいい、って事はないけど、
選ぶ側、買う側も食べ物についてもっともっと考えなきゃいけないなぁと思いました。
食べ物は、人の体を作るものだから、
わたしももっともっと、きちんと考えて意味のあるパンを作らないといけないな、と思いまいした。
そして、それをきちんと届けられる様になりたいです。

Comments