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覇者。

  • ながみね
  • 2023年1月31日
  • 読了時間: 3分

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不安だ、不安だ、不安でたまならない。

だけど、何で不安になるんだろう。

と、考えてみた。



家でじっとしてると、不安になるんじゃないかと思った。

何かしなきゃ、の気持ちになる。


そこで、前橋にある好きなパン屋さんに、研修させてもらえませんか?

とメールを送ってみた。


結果は、今月は忙しいからごめんなさい、との事だったんだけど、


家に居てもネガティブな思想になるので

前橋までパンを買いに行く事にした。


まずは、ずっと行ってみたかった、那須のパン屋さんに寄った。


会津を6:30位に出た時は、雪が降ってどんよりと曇っていて

冷たく重たい空気がドシっと体に乗っかっていたのに、


那須は、燦々と太陽が照っていた。


オープン時間から少し経った位にパン屋に着いた。


お店の中は、暖かい日差しがたっぷりと入って、パンのいい匂いがしていた。

スタッフは、何人も居てみんな和かに仕事している。

怒っている人なんて1人もいない。

スタッフの人に店内でも食べれますよ、と言われて

あぁ、じゃあコレ、店内で食べます。あと、アメリカン下さい。


と、カルダモンロールとアメリカン。

これまた、お洒落なイートインスペースで朝日を浴びながら、

長い時間運転してガチガチになった体をノビー!と伸ばす。


カルダモンロールは、柔らかくて優しくて美味しかった。


パンとコーヒーでゆっくりして、外に出たら太陽が眩しかった。


それからまた、前橋のパン屋さんを目指した。

こんなにあったかい日差しに当たるのは、久しぶりだなぁ。と思った。

そしたら、運転しながらめちゃくちゃ泣けて来た。


何だったんだ、今のおしゃれパン屋は。

自分が、完全なる敗者に思えた。

太陽が、成功の象徴みたいに思えた。


暖かい日差しの中で、和かにパンを捏ねる人達と、

いっつも曇った空の下、

10年ものの袖の擦り切れたジャンバーを着て、

いっつもイライラして、

何も出来ず立ち止まっている自分。


わたしは何をしているんだ。という気持ちになった。

悲しいやら、悔しいやら。


でも、思いましたよ。


こんなに気温や湿度が違ったら、

美味しいと感じるモノも絶対違うよなぁ。


私は、私が暮らしている所で

美味しいと思えるものを作れれば、いい。


このジャンバーだって、とっても気に入っている。

だから着てんだよ。



そう、思いました。



前橋のパン屋さんでは、少しだけキッチンに入れて頂いて、お話させてもらえた。

久保田さんは、とても優しい手つきで生地を丸めて、成形していた。


久保田さんとお話しさせてもらって、

自分の中にまた、「全員敵だ精神」が顔を出している事に気づかされた。


もっと優しい気持ちで、穏やかな気持ちで

パン捏ねなきゃいかんなぁ。

と反省の気持ちで会津に帰りました。




結論。

外に出て、自分の好きな人達と話すこと、話を聞くこと、が大事。

それは、自分への投資。






乱文すみません。


写真は、アルバイト終わりの青空が合成みたいだった。です。







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