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酵母の名前は中山くん。

  • ながみね
  • 2022年3月21日
  • 読了時間: 1分





どうにも、こうにも、ココロがそわそわして、落ち着かない。


コーヒーでも飲みながら本を呼んで落ち着こう、と思ってコーヒー屋に行くけど、


そんな時に限って、大雪なのに隣の席でおじさんがアイスコーヒー飲んでいたりする。


暑い時に熱いものを、って言うのは分かるけど、


寒い時に冷たいものを摂るって言うのは、全然分からない。


こっちが、おなか壊しちゃいそうだ。


そわそわして本の文字が全く読めない。



そんな日が、1〜2ヶ月に1日は必ずあります。

今日は、まさにそんな日です。


そんな時は何をやってもダメなので、何もしないに限ります。


そんな日は、酵母が発酵してる「しゅわしゅわ」を聴いてる他は、何もしたくないです。





バイトから帰ってきたら、昨日仕込んだばかりの酒粕の天然酵母が

「あぁ〜!もうだめ〜!」ってくらいに発酵していました。


瓶の中でマグマの如く、ボコボコしています。


さすが搾りたての酒粕…信じられないスピードで酵母が起きました。





わたし:「ただいま。おはよう〜。」


酒粕:「パワァァァア〜!!!!」


わたし:「わ、わ、わ、わぁぁぁ…あわわわ…」


酒粕:「やるのかい!やらないのかい!どっち!なんだい!!!」


わたし:「は、はひぃぃっ…今すぐにぃぃ…」


酒粕:「パワァァ〜!!!!!!」








酵母もあたしも 生きてる。





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