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虫と一緒。

  • ながみね
  • 2021年11月16日
  • 読了時間: 2分



2021.07.19 13:53



今日は、第3回薪窯パン研修。


暑すぎて、パンの発酵に窯の温度を上げるのがついていけません…


焦って窯入れしてしまい、また焦がしてしまいました…


でもー!


だがー!


しかしー!


少しずつ薪窯の事が分かってきました。


窯の温度あげるのには、やはり

3時間はかかるみたいです。


そこに、発酵を合わせるのは至難の業です。


きのうの夜仕込んだ生地は、冷蔵庫に入れて置いたのにタッパーから溢れていました。


ヘトヘトのヘトのあたしなんて、お構いなしだぜ!


全然待ってくれない。


パンは、間違いなく生きてるんだなあ、と感じました。


うまく環境を整えてあげて、うまく付き合っていくしかない。


めちゃくちゃ難しいけど、

楽しいな。



流れる汗、


あ、入道雲だ、


焼ける薪の熱気、


風に乗ってくる焼けたパンの匂い、


おぉ、夏、だな。




***********************************************************************



月に1回、仕事が休みの日

薪窯でパンを焼かせてもらっていました。


今まで、ガスや電気でしかパンを焼いた事がなかった私は、薪窯でパンを焼こうと決めた時

薪窯って、どんなものなんだろう?と、


「薪窯 福島」で検索をかけました。


そして、私の住んでいる町から車で2時間程離れた所に、世界中に薪窯を作っている陶芸家さんがいるという事を知り、アポ無しで訪ねてみる事にしました。


どんどん山の中に連れて行くナビ…


おい、合ってんのか?と不安になりつつたどり着いた山奥の古民家。


車を降りて、恐る恐る中を覗いたり、まわりを彷徨いていると、仙人みたいな人が


どうしましたー?と出てきました。


薪でパンを焼きたいと思っていて…

薪窯を見せていただけませんか?


と伝えると色んな窯を見せてくれました。


陶芸用の窯の他に、小さなパン用の窯もあり


今度、パン焼きに来たら?


という事になりました。


仕事が終わってから、そのまま高速に乗って、着いたら生地を仕込んで寝かせて、翌日焼く。

というスケジュール。


ちなみに全部仕込み終わるのは、深夜0時過ぎです。



これは、そんな薪窯研修してた時のブログです。

楽しそうでしょ?


楽しい所には楽しい人が集まるので、

まずは、自分が楽しいと思える仕事をしたいです。


昔、居酒屋で飲んでた時おじさんが言ってました。


「人は、明るいとこに集まるんだ。虫と一緒だからな!」


THE 名言。






↑こんな感じで、前日に仕込んで


↑翌日こんな感じで、完全に野外で分割、成形、発酵。



これは、6月の画像なので気温も丁度いい感じだったので

生地も気持ち良さそうな発酵具合です。


のびのび。




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