自分の才能。
- ながみね
- 2022年6月28日
- 読了時間: 2分

私の地元は、いわゆる観光地です。
いろんな所で温泉がわいています。
旅館やホテルは、慢性的に人が足りていない様に感じます。
いつでも求人を出しているので、私も某ホテルでサービスのアルバイトをしています。
そこで、今日わたしが御膳を下げていると「ちょっと、すみません」と声をかけられました。
はい!と、振り返ると、70代前後のご夫婦でした。
ご夫婦は、帝国ホテルに泊まった事があって、
そこでのスタッフの動きがどんなに素晴らしかったか、を教えて下さいました。
『そんな小さな気遣いで、一流になるか二流になるかが変わるんだよ。』
素直に、「なるほどぉ…勉強になります!」と言える自分。
やりたい仕事じゃないけど、どうせやるならかっこいい方が絶対にいい。
だれも見てないけど、こんな所まで気遣いが出来てる自分かっこいい…
って思える方が絶対楽しいと思います。
ひとりで仕事をしていると、誰にも何も教えてもらえないので
そういう話をしてくれる人達の存在はものすごくありがたいなぁ、と感じます。
そういう話が本当におもしろいなぁ、と思います。
6年半、一流の職人の仕事を間近に見られた事は、
わたしにとって、かけがえのない時間だな、と改めて感じました。
わたしは、あんなにすごい職人さんには到底なれそうもないけど、
本物の職人の仕事を毎日見られた事は、本当に宝です。
「ただパン作れる人」じゃなく、
「本物の職人」。
自分の信用していない人に何を言われても、全部否定したくなっちゃいます。
自分がその人を信用して居ないので、何か言われても
えー?でも…。とか言って受け入れられないんです。
そこから学べるものなんて、何にもないです。
自分が、すごい人だ!って思えないと頭の中で反論ばかりして学べないんです。
当然、仲間にもなれません。
素晴らしい師に出会えるかどうか。
素晴らしい仲間に出会えるかどうか。
これって、才能がないとなかなか難しいです。
わたしは、結構才能あるな。
って、思います。
写真は、わたしの師と仲間です。
「師」、っていう言葉も少し違う気がして違和感があるけど
他にいい言葉が見つからないので、そう書かせて頂きます。
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