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くどうれいんさんのエッセイを読んで思い出した事。

  • ながみね
  • 3 日前
  • 読了時間: 3分


東京へ好きなバンドのLIVEを観に行ってきた


その前に

移動中に読める小説でも買ってみるか、

ポッケに入る文庫本がいいな、と本屋へ行った


結局わたしがレジで手に持っていたのは


俳句を詠む友だちが

これはすごい、と言っていた短歌集と

谷川俊太郎の特集を組んだpenと

好きなシリーズのアンソロジーと

くどうれいんさんのエッセイ、

だった。


4冊も買っている!

そして小説は!?

と思ったが、まぁいい。

面白そうな本が沢山買えた。




そして移動中のポッケの中に選んだのは

くどうさんのエッセイ

『虎のたましい人魚の涙』


帰りのバスで読み終えた。


20代の頃

必死で毎日を生きていた自分に

読ませてあげたい、と思うエッセイだった。


あの頃は

毎日必死になってパンを焼いて

毎日必死になって勉強していたから


パン以外の本なんて

読めなかった


好きな漫画の新刊が出ても読めず


私は好きな漫画も読めないのか、

一体、何のためにこんなに必死になっているんだろうか


と、考える日々だった


いや、そんな事考えてる暇さえなかった



だから、あの頃のわたしに

このエッセイを

読んでみて、と渡したとて


お前と違ってそんな余裕ないんじゃ!

と鬼の形相で突き返されてしまうかも知れない。


あの頃は

全員が敵だった。



今はどうだろうか。


職人ではなく

パン屋みちの店主になって

目指す所が変わった。

今も毎日必死だけれど

修行中よりは

時間とお金に少しだけ余裕も出来た。




好きな本を読んで

好きなバンドのLIVEに行って

美味しい物を食べて

趣味の版画を彫ったり陶芸を習ったり

もちろん

漫画の新刊も買って読めるようになった



あの頃の自分を想って涙が出る

あの頃の自分のおかげで

幸せに生きている自分が

いまここに居る




あの頃の自分の為に

わたしは絶対幸せにならないといけないと思う



あの頃の


うれしい気持ちも

たのしい気持ちも

かなしい気持ちも

くやしい気持ちも

さみしい気持ちも

いたい気持ちも



わたしが、全部

自分で苦労して手に入れたんだ。


だから

全部忘れたくない

全部大切にしたい

と思う



簡単に手に入る技術や知識なんて

わたしは多分

興味がない


苦労して

毎日必死になって

手に入れたからものだから

惹かれるんだと思っている

輝くんだと



才能だ?

センスだ?

生まれ持ったもの?

お金?

地位?



あぁー!クッソー!!

そんなもの

何も持ってやしない、


誰にも期待されてなかった

アイツはダメだ、ってみんなが見放した


それでも這いつくばってがんばった


それが、わたしだぁ!

わ、た、し、だぁー!



という気持ちを

思い出したエッセイでした


本を閉じて

これからもがんばらないといけないな、がんばるよ、

と20代のわたしに言いました。





一生修行ですよ!

とか言って笑ってる人がたまに居るけど


あんなにしんどい毎日を一生なんて絶対に無理だ。

早くそこから抜け出したいから

みんな毎日必死なんじゃないのか。


そんでもって

辛いから修行なのであって

楽しい修行なんてないと思っている。



少し下の世代には理解してもらえない事なのかも

知れないけれど。



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